dictionary 建築用語辞典 わかりにくい建築用語を丁寧に解説。2000語以上の用語が調べられます。お住まいづくりなどの情報収集にお役立てください。

から始まる建築用語

色の3属性(色相、彩度、明度)の一つで、その色の明暗の度合いのことを言います。

材面の優れた木材で、鑑賞価値が高いもの。 木目、材質、色、形状などが優れていて、珍しい趣がある木材で、和風の造作材や家具材などに使われます。

壁の一部を凹ませて窓の形としたもの。実際の開口となっていないので、採光や換気などの用はなさない装飾的な窓です。

石やコンクリートブロック(CB)、煉瓦などを積み重ねたり、タイルや化粧合板を張るときなどの継ぎ目のこと。意匠、施工、材料の特性などに応じて目地を設け、目地を積極的に見せる場合と、はっきり見せない場合に大別されます。 目地の種類には、芋目地、馬目地、わらい目地、眠り目地などが代表的です。また、あらかじめ目地を納まりよく割り付けることを、「目地割り」と言い、その部材によっては、「タイル割り」などと呼ばれています。

中高層住宅で、一つの住戸が2層以上で構成されたもの。廊下に面していない階はプライバシーを守りやすいです。

高圧水銀ランプに金属ハロゲン化合を添加した光源のこと。 高輝度放電ランプ(HIDランプ)の一種で、高圧水銀ランプより高効率で演色性がよい。

表面を、ほかの金属で被覆する仕上げ処理を指します。装飾や防蝕、表面硬化のために行ない、電気メッキのほか、溶融金属に浸したり、真空蒸着をしたりします。

フェノール樹脂の板にメラミン樹脂で表面処理した板。表面が硬質で傷がつきにくい化粧板のこと。 単色から木目・抽象までバリエーションが豊富で、造り付けの家具やカウンターの天板などに使われます。 デコラは、メラミン化粧板の商品名ですが、一般的に「デコラ」と呼ばれています。

相手材より、その面の部分だけが下がっていること。面を揃えていない納まり方のこと。

住宅の窓の外側に、防犯などを目的として取り付ける金属製などの部材のこと。格子の組み方によって、「縦格子」、「横格子」、「桝格子」、「クロス格子」などがあります。

建物の基礎部分などに、ゴムその他のものを使って、地震の揺れを抑える方法をとっている構造のこと。

出来上がったものを使いはじめてから、機能を維持したり、維持のために管理をすることを言います。 清掃・点検・修理・部品交換なども含まれ、「メンテ」と略して言うことがあります。また、「メンテナンスフリー」は、点検や整備などが必要としないことを指します。

物と物との隙間。または、その隙間を塞ぐ部材を指します。例えば、軒桁の上に垂木を載せますが、垂木の成(せい)の分だけ隙間が空きます。また、軒瓦と広小舞の取合も隙間ができます。これらの隙間を軒先面戸といい、また、それらの隙間を塞ぐ部材を指します。 また、桟瓦とのし瓦の間にできる隙間を埋めるための瓦を面戸瓦(めんどがわら)と言います。

広葉樹の一種です。カエデ科の落葉高木。 淡い灰白色で心材は灰色を帯びた黄褐色。 材質は重硬で緻密。高級家具材として人気があり、また、衝撃性に強いのでボーリング場のレーンなどに用いられています。

ガスや電気などの使用量を自動的に表示する計器類を納めるボックスのことで、検針の容易な位置に設けるようにします。 図面上では略して「MB(Meter Box)」と表現されています。

襖や障子、サッシなどで、両方から引き寄せて閉じるようになっているものの、戸が合わさる部分のこと。

ふたつの部材の接合部に隙間を開けることを言います。また、板材の継目に隙間を取って張る方法を「目透し張り」と言います。目透し張りを施した天井を「目透し天井」といいます。

自然な姿勢で、視線が向くところ。または、その時の目の高さのことを言います。もともとは、テレビ、映画、演劇関係で使われていた言葉で、視線に比べ、意図的、人工的な目の行き所と言ったニュアンスがあります。

外壁などに使用されるモルタル塗りの下地に用いられるスチール製の金網のこと。

火事・地震・取り壊しなどで建物がなくなったなどの場合に、その建物の登記を閉鎖する事を言います。滅失登記は申請義務があります。

木材の塗料において、下地の調整段階で導管からの塗料の吸収を抑えたり、平滑にするために目止め剤やシーラーなどを塗布することを言います。また、導管を埋めない方法を「オープンポア」、若しくは、「目はじき」と言います。

メラミンとホルムアルデヒドから得られる熱硬化性の樹脂で、極めて硬質で、耐熱、耐薬品の性質があり、カウンター面などに使われる化粧板のほか、塗料、接着剤や食器などに使われている。

一般的に板状の材料の事。また、その面に使われる材料を面材という事もある。例えば、耐力壁の面材は、耐力壁に用いられる板状の材料を指し、構造用合板、OSBボード、ダイライトなどをいい、また、システムキッチンや洗面化粧台などの扉に使われている板状の表面材を指します。

仕上げに段差のない、面が揃った納まり方のこと。「面一(つらいち)」とも言います。

木材角形断面の出隅角を、保護や装飾の目的で削り取り加工したものを言います。面取りの種類は、「糸面取り」、「角面取り」、「丸面取り」、「銀杏面とり」などがあります。

タイルの角に丸みが付いたタイルで、タイル張りの壁面が出隅になっている角や、タイル張りの壁で天井までタイルを張らず、壁面の途中で止める場合の端部に用いるタイルのこと。これらの部分に、面取りタイルを用いず、一般の平タイルを張ると、タイルの小口で釉薬が施されていない部分(無釉)が見え、見栄えが悪くなります。面取りタイルには、片面取りと両面取りがあり、端部の状況により使い分けされています。

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