dictionary 建築用語辞典 わかりにくい建築用語を丁寧に解説。2000語以上の用語が調べられます。お住まいづくりなどの情報収集にお役立てください。

から始まる建築用語

浴槽の湯が冷めた時に沸かし直す機能のこと。

油溶性の染料または顔料を石油系の溶剤に溶かし、少量の油性ワニス、ボイル油を配合した塗料のこと。

木材に乾燥油を染み込ませる塗装仕上げ。チーク材などに適しており、ナチュラルな感じが生かされ、北欧の家具に多く見られる塗装方法。

建物の骨組みで、横に架け渡された構造材のこと。梁、桁、棟木、母屋、胴差しなどを指す。

ある線分を2分したときに、大きい部分と小さい部分の比が、全体と大きい部分との比に等しくなるような比率で、1:1.61803…となる。古代ギリシャ以来、最も均整のとれた美的な比例関係とされてきた。

骨組みに外力が加わる時、これに抵抗するように部材内に生じる力のこと。

柱と柱の間に間柱を設け、壁で柱を被覆して納める壁のこと。

土壁仕上げの一種で、滋賀県の大津付近で取れる土を使ったことに由来する。石灰に色土とすさを混ぜたもので、平滑な仕上げ面が漆喰塗りやプラスター塗りに似ていますが、漆喰に比べ黄変などが出にくいのが特徴。

木造の1階床組みで、根太を受ける部材のこと。

石綿セメント板の平板を指します。防火、防湿、絶縁性に優れ、酸化腐食しないので、火や水を使う場所の壁や天井材に用いられます。

凝灰岩の一種。宇都宮市大谷町付近から産出される柔らかな石材で、門柱や塀などに多く使用されています。噴出した火山灰や砂などが堆積し凝固した石で、層状をなしている。

広葉樹の一種。ブナ科の常緑高木。木質は白、またはやや赤みを帯びている。堅くて耐久性があり、家具材によく用いられる。

既製品ではなく、特別に注文する家具のこと。

人の気配を感知して自動的に点滅する照明のこと。

暗証番号や住戸内からの操作(電気錠)によって、ドアの施錠や解錠を行うシステムのこと。

家の外部の窓や出入り口の上に取り付ける、布地でできた可動式のテントのこと。

横すべり出し窓のサッシ障子を数枚設けた窓のこと。

システムキッチンのシンクや洗面カウンターの洗面器の取り付け方法のひとつ。それらの縁の部分がカウンターの上面に来る納まりのこと。

下階よりも上階が張り出し、スペースが広くなるように設計された形式のこと。

表面に塗膜を作ったり、シート状のものなどをかぶせたりすること。表面を合成樹脂類で被膜したり、化粧単板、紙布類、金属板などを接着した合板をオーバーレイ合板と呼ばれる。

本来はかまどや炉の総称ですが、一般的には熱した空気によって、蒸し焼きにする加熱調理器具のこと。

敷地の周囲に塀を造らない、開放的な外構で道路から家が丸見えになる状態のこと。

キッチンとリビングやダイニングなどの部屋を仕切らずにワンルームになっているキッチンの間取りのこと。

冷暖房設備や給湯、調理設備など、住宅内の熱源を全て電気としたシステムのこと。

平屋の住宅で2階を増築するようなとき、通柱を使わず管柱のみで2階建てとする構造のこと。太神楽造りとも言われる。

カウンターの上における洗面器のこと。

グリッパー工法や接着剤等を使用して固定せず、床に置くだけのカーペットを敷く方法のこと。タイルカーペットやラグなどが置敷きタイプにあたる。

ビルや住宅などの建築物の屋上に、芝や樹木などを植えて緑化すること。

手前から向う側の方向への水平距離で、寸法を表すときの方向のこと。家具の場合などでは、前面から背面までの寸法となります。一般には間口のW、高さのHに対して、奥行きはDと表示する。

部材の取り合いや取り付け具合、落ち着き具合、仕上がり具合、などを指す。

細い桟を縦に細かく組んだ欄間のこと。また、縦桟に横の桟を中央に三筋、上下に各一筋程度いれた欄間も筬欄間と呼ばれる。

寝具などを収納する、奥行きの深い造り付けの収納スペースのこと。

完全に独立した無数の気泡でできた発泡体の断熱材で、耐水性に優れ、板状で適度な硬さをもっているため加工しやすく、鉄筋コンクリート構造の打ち込みや外断熱(外張り断熱工法)に適した断熱材。

板状のものの継目や端部などの隙間を隠したり、押さえのために取り付ける細い棒状の部材のこと。

住宅設備の場合は、水洗便器から排出される汚物を含んだ排水のこと。

ドイツのオスターマン&シャイベイ社がつくる植物性の木工用の塗料のこと。オスモカラーの主成分は、自然の植物油(ひまわり油、大豆油、アザミ油)と植物性ワックス(カルナバワックス、カンデリラワックス)で作られているので、有害なホルムアルデヒドなどを発散・放出させない無公害塗料。

上木、下木のすべり込み部分には、1/10程度のすべり勾配を持たせ、二つの木材を引き寄せ、胴付き部分が密着するように大栓を用いる継手のこと。

目視等級製材で、主として圧縮性能を必要とする部分に使用する製材のこと。柱(通柱・管柱・隅柱)、小屋束などの垂直材に用いる。

イージーチェアやソファとセットで使う、足を載せる低いスツールのこと。フットスツールとも呼ばれる。

床の間の正面上部の垂れ壁の下端に設ける横木のこと。

在来工法の造り付け浴室の床面に埋め込んで設置する浴槽のこと。

階段の途中に設けられた踏面を広くした部分のこと。住宅などでは、高さ4m以上の階段は、4m以内ごとに踊り場が必要とされる。

和風建物の棟(大棟、隅棟、降り棟など)の端などに設置される瓦の総称のこと。

石灰岩の一種で、断面に波状の縞模様をもつ大理石のこと。オニックスマーブル、縞大理石、層状大理石とも呼ばれる。

対象、物体の意から、写実的な彫刻とは異なり、物体自体の存在を強く主張するような立体的な芸術作品のことを言うようになった。

製品やサービスにおける追加注文のこと。一般に、一定の完成品に対して利用者が選択的に追加することで、機能を追加したり性能を高めるといった目的を持ったもの。また、その製品・サービス自体を指す。

真っ白ではなく、色味が加わった白のこと。

2枚のドア幅が大小異なる両開きドアのこと。

親子で返済するローンのことで、親の年齢がローンの規定年齢を超えている場合でも借りることができる。また、親の年齢にかかわらず、子の年齢によって返済期間を設定することもできる。

本来は東に向けることを言いますが、建築製図では方位を指し、図面にオリエンテーションを表示をすることで、通常は北を示す記号を入れる。

コの字型に方向を変えて上がる階段で、途中に踊り場を設けた階段。

床の間の形式で、床の間の位置にあたる場所の天井廻縁の下に、幅18~21cmほどの化粧板(雲板もしくは織部板とも呼ばれている)を貼り付けた簡易形式の床の間のこと。

開いたときに折りたためるようになっている戸の総称で、主にクローゼットの扉に用いられる。

ポリエチレン・ポリプロピレンなどの合成樹脂を主原料とし、燃焼時の発煙量が少なく、塩化水素などの有毒ガスがほとんど発生しない。安全性に優れた地球にやさしい紙。

床内部に配管を敷設して温水を供給し床表面を暖める方式。主な熱源はボイラーや給湯器ですが、電気式ヒートポンプを利用した機種もある。

一般的にウォッシュレット、シャワートイレと呼ばれ、温水の噴出しによって用便後の洗浄ができる暖房便座のこと。

コンクリートの設計基準強度にコンクリート打設から28日後までの期間の、予想気温による強度補正値を加える値のこと。コンクリートの温度補正は、冬場の低温によるコンクリート強度の発現低下に対するために行う。

古くから朝鮮や中国東北部で用いられてきた床暖房装置。かまどや炉から出される燃焼ガスを居室の床下に設けた煙道に通し、床全体を暖める。

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行

※五十音をクリックすると各ページが下記に表示されます。